青色専従者の妻のアドバイスでもありますがすべての業務に100%全力投球は不可能ではないか。というのは手抜きが下手な自分には当たっていると思います。顧客の十人十色のニーズをくみ取りこれからはメリハリをつけて乗り切りたいと考えています。
今の時代、税理士に期待されるのはやはり税務調査対応力と金融機関への対応力と経営相談であって記帳代行・決算申告では当たり前すぎて差別化ができないような気がします。やはり税理士は経営者にとって番犬なのでしょうか。顧客を守れるかどうか。
税理士を変更する経営者は一度変更するとその後の変更に躊躇しなくなるので税理士変更の経緯にもよりますが変わってきていただいたこちらはやはり気が抜けず信頼関係を築くには時間がかかりますね。やっぱり信用できないと思うことも多々あるのもので。
独立して一番最初からの個人のお客様があり紆余曲折で大変な経営状態なので思い切って安価でサポートしていたところ決算料を追加で1万円足して払うと言ってくれました。困ったときはお互い様ですが喜んでいただいたことを初心として忘れたくないですね。
Kindle(キンドル)でマーカーを引きながら読んだ本をスマホやPCアプリでも速読的にハイライトを確認しながら読み飛ばすことができるので同期する機能はとても便利だと感じています。今でも自分なりに工夫することは大好きですね。
「税理士を雇う」という言い方にお客様の本音が見え隠れします。会計処理をまかせ、決算申告をまかせ、税務調査は来ないか来ても最小限で済ませることが求められます。「何のために税理士を雇っているのか」いい税理士とは何なのかは永遠のテーマです。
税理士がお客様訪問時に入力や訂正入力の会計処理に追われたらロクなことがありません。そして「何か変わりはないか」と税務相談・経営相談をすることなく追われているとやがて悲劇が起こります。弥生ドライブを設定しても本質は変わりません。
お客様が税理士をどう見ているかは本音で話すより弥生会計の支払報酬の摘要の入力を見れば明らかです。「税理士」「税理士代」「○○会計」「○○税務会計」「○○先生」「○○税理士」案外思っている以上にシビアです。最近少しは余裕が出てそんなことにも注目しています。
節税もいいんですがやり過ぎるとお金が残らないので本末転倒です。納税なくして蓄財なしだと自他含めて思います。したがって税引後利益+減価償却で借入の返済をしていくのに節税に走るのは結局自分の首を絞めることになります。内部留保が強い会社を作ります。
誰でもが通る道でしょうか。いままで先輩から見聞きしたことやそんなことないだろうと思っていたことが実際に今起こっています。風雲急を告げるというのがまさに当てはまると思います。物事の判断も当然に即決が求められます。経営判断を誤らずに前に進みます。
税理士を雇うという言い方に顧客の求めるニーズを実感します。やはり税務署対策なんですよね。決算申告は当たり前、何気ない話や税務相談・経営相談では節税や税務リスクの説明から顧客の最大限の利益を確保する。理想かも知れませんがそうありたいと日夜自己研鑽中です。
個人でも法人でもより正確な損益(利益)を知りたければ弥生会計などの会計ソフトでタイムリーに入力するだけでなくいくつかのポイントがあります。(1)入出金ベースではなく発生ベースで入力(2)定期的に棚卸をし入力する(概算でも効果あり)参考まで。
個人の確定申告でとりわけ大きな変化があった場合は決算書の「本年分における特殊事情」(減価償却のあるページ)に記載して提出することで税務署に対してのよけいな「誤解」を防ぐとともに税務調査の原因を軽減することが可能です。
中谷彰宏さんの「子供の一生を決める46の言葉のプレゼント」をようやく読み切りました。教育関連では「ファーストクラスに乗る人の教育」もあるので楽しみです。いずれもキンドル電子書籍です。マーカー入れながら読んで読了後は速読的に復習です。身につきそうです。
新しいお客様の言葉ですが「会計処理・税務処理は当たり前のこととして」訪問時にはさまざまな相談をしたいというのが税理士の活用方法では最善かつレベルが高いと考えています。そう考えると記帳代行を主たる業務で満足するような仕事の受け方は良し悪しだなと痛感しています。
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